公認心理師クイズ（16）健康・医療に関する心理学

2018-9-8
国家試験対策

Q1．心理学におけるストレス理論について、語句の組み合わせとして不適切なものを選択せよ。

A．ハンス・セリエ（Selye,H.）－非特異的な生理学的変化－汎適応症候群
B．トーマス・ホームズ（Holmes,T.H.）－リチャード・レイ（Rahe,R.H.）－社会的再適応評定尺度－ストレスフル・ライフ・イベント
C．リチャード・ラザルス（Lazarus,R.S.）－スーザン・フォルクマン（Folkman,S.）－一次的評価
D．アブラハム・マズロー（Maslow,A.H.）－生理的欲求－自己実現欲求

A1．回答を見る

Dが正解です。マズローは、ストレス理論ではなく、自己実現理論とも称されることのある欲求階層説でよく知られている、アメリカの心理学者です。、アメリカ心理学会の会長を務めました。主要な業績として、自己実現理論（欲求階層説）がよく知られています。

Q2．現代医療に関する記述として誤っているものを選べ。

A．医療倫理の基本原則として、自律尊重原則、善行原則、無危害原則、正義原則が知られている
B．患者の権利に関するWMA（世界医師会）のリスボン宣言（2005年）には、良質の医療を受ける権利、選択の自由の権利、自己決定の権利などが定義されている
C．医療安全を達成するためには、「人は誰でも間違える」という前提に立つことが求められている
D．医療の現場において、手洗いは、感染対策とはいえない

A2．回答を見る

Dが正解です。手洗いは、感染対策において最も重要な対策であるとされています。水とせっけん、または、アルコール消毒液を用いて手洗いを小まめに行うことが重要です。