睡眠|心理士が選ぶ!公認心理師試験で押さえておきたいトレンドキーワード2021

睡眠

睡眠は、ノンレム睡眠とレム睡眠に分類されます。

ノンレム睡眠は4段階に分類され、脳波などから判定します。

「睡眠段階1」は覚醒中のα波が睡眠ポリグラフ上50%未満である状態を特徴とします。また、自分の意思とは無関係に緩徐眼球運動が見られ、半醒半睡の状態にあります。

「睡眠段階2」では、紡錘波とK複合波が出現し、緩徐眼球運動も停止します。この段階に達すると、多くの人々は眠りを感じ、外界からの小さな刺激には反応を示しません。

δ波の徐波活動が判定区間の20%を占めると「睡眠段階3」、50%を占めると「睡眠段階4」とそれぞれ判定され、この徐波睡眠はすべての睡眠段階の中で最も睡眠が深い段階といわれています。

レム睡眠は、ノンレム睡眠の睡眠段階1~4を経た後に出現しますが、脳波はノンレム睡眠の睡眠段階1と酷似しているため、脳波だけで判別することは不可能です。そのため、眼球運動と筋電位の測定を行い、骨格筋や抗重力筋の活動が低下していることを確認してレム睡眠の判定を行います。

レム睡眠は比較的浅い睡眠と考えられており、この間に夢を見ることが多くあります。通常、ノンレム睡眠とレム睡眠は周期的に交代して出現し、1回のノンレム睡眠とレム睡眠を合わせるとその長さは約90分で、このサイクルを一晩のうち4、5回繰り返します。

予想問題を解いてみよう!

問題:睡眠に関する下記の記述のうち、正しいものを1つ選べ。
①人間の睡眠は浅いレム睡眠から始まり、その後ノンレム睡眠に移行する。
②ノンレム睡眠では、左右の急速な眼球運動がしばしば見られ、この間に夢を見ることが多い。
③δ波の徐波活動が判定区間の20%を占めると睡眠段階3、50%を占めると睡眠段階4と推定される。
④睡眠段階1では、紡錘波とK複合波がしばしば観察される。
 

解答を見る

正答:③
①人間の睡眠はノンレム睡眠から始まる。
②「左右の急速な眼球運動」ではなく「緩徐眼球運動」。
④紡錘波とK複合波がしばしば観察されるのは睡眠段階2。

 
【参考文献】
1)日本睡眠改善協議会編.基礎講座睡眠改善学 第2版.白川修一郎・福田一彦・堀忠雄監修.東京,ゆまに書房,2019,277p.
 
(構成・文/公認心理師 洲脇利広)
 
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